2017年09月22日

雨にも負けず、足場建て!

9月22日(金)
秋の行楽シーズンともなると、
さまざまな地域のイベントがめじろ押しになり、
勤務先の土日取材が情け容赦なくバカスカ入ってくる。
明日は稲刈り取材、明後日は街頭キャンペーンと講演会のハシゴだ。
井戸活動を皆勤賞というわけにはなかなかいかない。
体はひとつだし車も1台しかないからね…。


●9月16日(土)
氣志團万博でいつになく若者で溢れかえっていた袖ケ浦。
万葉植物園の彼岸花も見事に満開となり、
大型台風が接近しているその雨やみを縫って、
足場建て2日目!
万葉植物園の彼岸花.jpg

前回は後ろ筋交いまでで終わっていたので、
今週はその続きから…。
縄とばった.jpg

まずは、前回から1週間の間にゆがんでしまった足場を、
4本の柱が地面と垂直に、まっすぐになるよう修整に血道を上げる。
あちこち直す.jpg

あっちを直せばこっちが傾き、水平器フル活用でバランスを取る。
ロープを使って、みんなでよいしょと引っ張ったり。
なにせ、もともと西側にある上池に向かって地面が傾斜しているので、
まっすぐ固定させるのは結構難しいのだ。
ロープで引っ張る.jpg

続いて、前筋交いを取り付ける。
そして前筋交い.jpg

荒縄は、丸太の細い部分用なら4ひろで十分かな。
荒縄準備.jpg

横丸太の長すぎる部分をカットすると、ヒノキのかぐわしい香りが。
高級木材を使うと、癒やされるわ〜(笑)。
檜丸太の切り口.jpg

高所は長いハシゴ(お隣の根形公民館からレンタル)がないと作業できず、
やたらに直せないということで、番線と荒縄のW使いで固定しとく。
高所は番線.jpg

足場を組むための足場をどこに組むか…その準備に予想外に時間がかかり。
足場の足場.jpg

それでもようやく、16本全ての丸太が組み上がり、
残った予備の丸太をプレハブ倉庫へ収納しておく。
余った丸太.jpg

掘削が始まったら使うであろう掘り鉄管やスイコを取り出しやすく整理しておく。
プレハブに収納.jpg

そして7mの孟宗竹を2本組み合わせて、ハネギを製作する。
太い方と細い方をセットにして、ロープで結束してバネにするのだ。
ハネギ結束.jpg

結わき方.jpg

孟宗竹の端.jpg

下になるハネギのセンターからロープを垂らし、シュモクを取り付け、
それが井戸孔の中の掘り鉄管へとつながっていく。
計って計って.jpg

ハネギの結束を仕上げ、あとは次回に天空に持ち上げて取り付ける。
今週はここまで!
今週はここまで.jpg

博物館が特注で作ってくれて、T田さんが加工しといてくれた看板を設置。
良い子は勝手に足場に登ったりしないでね♡
看板つけました.jpg

次週、3日目でハネギとヒゴグルマを設置できるのだろうか。
ともに、かなりの力仕事。人数は多ければ多いほどいいのだが…。
残念ながら私は仕事が入ってしまい、活動に参加できないことが決まっている。
写真を撮りまくりたかったのだが、このブログの過去記事で散々紹介してるしな(汗)。
幸い、予報では好天に恵まれそう。
仕事が終わったら、夕暮れの「水のふるさと」に駆けつけるか。
posted by 絵と文屋 at 15:49| Comment(0) | 足場・縄掛け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月13日

満を持したわ足場建て!

9月13日(水)天気はれ

ノビルが可憐な花を咲かせている。
のびる450.jpg

ヒガンバナも、すくすくと茎を伸ばしている。
重陽の節句はカラッと爽やかな好天となり、
ようやく、ようやく足場建てに着手できたので早速、活動報告。
全身図450.jpg

●9月9日(土)
荒縄の掛け替えだけなら結構ひんぱんにやるんだけんが、
丸太を全て新しくし、井戸孔も新規となると、
つまりちゃんとした足場建て作業自体がものすごーく久々なので、
写真の枚数がデラックスになっております(笑)。
赤い矢印が、これまで掘っていた井戸孔(に、塩ビの蓋)。
さらち450.jpg

ちなみにFacebookの方は、動画もアップしてありますぜ!
今回は足場建て初参加というメンバーもいるので、
鶴岡先生やY野さんのレクチャーを挟みながら、
図面を確認しながらの作業となり、スピードアップはちと困難…。
レクチャー450.jpg

鶴岡方式の丸太は、本数の少なさでダントツ。
解体しやすく、運搬しやすく、組み立てやすい=余分な資材を使わない。
合計16本を、親方から見て東か南向きに立てる。
これは仏壇や神棚と一緒だ。
だから足場板の上で掘削していると、朝は左から、夕方は右から日が差す。
図面450.jpg

井戸孔を北西に約2mずらすので、まずはそこを基点に柱の位置決め。
丸太の穴用図面450.jpg

井戸孔を基点に、親方が両腕を伸ばして、左右の主柱に下げた道具に手が届くように設計されている。
位置決め450.jpg

まずは4本の柱を立てるところからスタート。
深さ50cmの穴を、ダブルスコップで掘る。
Wスコップ450.jpg

みんなで力を合わせて7mのヒノキ丸太を立てる。
主柱を立てる450.jpg

柱、立ちましたー!
井戸孔の両サイドが主柱、親方から見てヒゴグルマの向こうにあるのが前柱になる。
主柱立った450.jpg

笑顔450.jpg

続いて下横丸太。荒縄でしっかり固定していく。
なんと今回は、昔ながらの荒縄オンリー。
つまり番線なし!
下横丸太ついた斜めから450.jpg

横丸太は、水平が命!
水平器450.jpg

鶴岡先生の荒縄プレイ!
下横丸太・鶴岡先生450.jpg

垂直部分はこんな感じ。
垂直の荒縄450.jpg

で、仮の足場用の横丸太を追加して、
ヒゴグルマを乗せる上横丸太を取り付ける。
このままだと、パタンと左右どちらかに倒れる危険があるので、
とりあえず仮の筋交いで左右のブレを抑える。
仮の筋交い450.jpg

仮筋交い2本ついた450.jpg

丸太の交差、斜め部分はぐるぐる巻いてギュッと横切る感じ。
斜めはぐるぐる450.jpg

斜めの荒縄450.jpg

そして正規の筋交い、左側と右側に、クロスさせて2本ずつ。
これで前後のブレがなくなる。
上横丸太〜左右の筋交い450.jpg

左右の筋交いついた450.jpg

この辺から、Y野さんの天空プレイが炸裂。
言っときますが、Y野さんは今年で八十路。
上横丸太上の天450.jpg

天空正面から450.jpg

午後になって、足場建て初体験のメンバーがいることもあって、
これ以上の作業を続けることが限界に(汗)。
とりあえず、ある程度組んでおかないと来週までお預けもできないので、
主柱に交差する後ろ筋交いのみ、2本キッチリ取り付けて、
この日の作業をどうにか終えることができた。
あとは来週450.jpg

農家のY田さんも欠席だったし、私もわりと上までよじ登って頑張ったが、
慣れないメンバー少人数で丸太を取り回すのは、やっぱりハード。
やっぱり日々の筋トレ、ジョギング、ウォーキングは必要だなぁ。
高所で自分の体を支えながら縄を巻くには、インナーマッスルが求められる。
でも綺麗に皮をむいてあるピッカピカな、
立派なヒノキ丸太を組み上げられたことには感謝したい。
腐ってない丸太を使えるだけでもありがたいってもんよ。

本来は半日で十分に仕上げられる作業なんだけど、
あと前筋交いとハネギと足場板とヒゴグルマ、そして口樋を取り付けなければ。
この状態で放置するのは本当に不本意なので、
2週連続でやってしまいたいけど、またしても台風が関東に向かっている…。
こもれび450.jpg
posted by 絵と文屋 at 20:34| Comment(0) | 足場・縄掛け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月07日

ピンクタイフーンに負けないで

9月7日(木)天気くもり雨

秋めく。
冷夏といわれ、エアコンをつけない日も珍しくない、
そんな9月アタマ、とはいえやっぱりホットフラッシュ。
ホルモン注射の副作用は甘くない。
ほぼほぼ常に暑いし、汗をかいているので、
厚着とか、はおりものとか無理なのね。
昨年までは夏でも長袖が基本だったし、
8月だって冷房よけにGジャンとかストール持ち歩いて、
1年じゅう寒がり人生を送ってきたこの私が、
この夏は半袖を何枚購入したかわからん。
人より少し薄着にしておいてちょうどいいもんだから、
体冷やして風邪気味(涙)。
朝、起きたら喉が激痛、鼻水も出まくっていて、
思わず買い置きしといた葛根湯飲んでしまった(爆)。
お陰様で会社に着いたらそれなりに回復したが、
「体温上げないとがんになる」って言葉におののきながら、
だからって朝から晩まで汗びっしょりになるわけにもいかないのよ。
それでも、猛暑がそれほど長く続かない夏だったのはラッキーで、
これから秋冬になったら少しはラクになるかなぁと期待している。
主治医いわく、「すぐに副作用が落ち着くとは言い切れない」とよ。
あと4年間、体温調節がうまくできないまま生きていくんか?
「これが元々の自分の体質だと思って下さい」って、
笑顔で言われてもうなづけない…。

●9月2日(土)
台風が接近、というかはるか小笠原諸島で停滞していて、
せっかく予定していた足場建てが大事をとりまくって延期に。
蓋を開けてみれば、千葉県ではそれほどの雨量にならず午前中でやんだ。
県外など遠方から来るメンバーのために一刻も早く決行の可否を決める、
という理屈はわかるが、それもう何年も前に散々懸案してきたこと。
以前も家を5時台に出てしまう川崎在住のメンバーに連絡が間に合わず、
はるばるそではくに到着したら活動が中止だった、ということがあった。
そのメンバーは、屋外作業がないならと1人もくもくと、
やりかけの模型製作に終日取り組んで帰っていったのだ。
そこで、本来なら雨でもみんなで集まっていれば、
それなりにやることはいくらでもあった。
これから始まる掘削作業に備えて、消耗品であるスベルを補充したり、
道具製作やメンテナンス、必要な資材のチェックはもちろん、
鶴岡先生が来られるのなら足場の図面を広げて座学という手もある。
たった週に1度の活動を雨のたびに休んでいたら、
いつまでたっても作業は進まない。
模型、掘削、竹樋…うちの会の全ての実習は数年越しで遅れに遅れている。
ボランティアなのだから、決して無理をしてはいけない。
でも、そもそも土木作業であり、職業だった井戸掘りをやる以上、
ある程度のノルマ、責任、義務は発生する。
楽しいだけの趣味のサークルとは趣旨が違うし、
南の島のハメハメハ大王じゃないんだから、
電車が止まるような非常時以外は晴耕雨読がモットーだ。
屋内でもできる活動があるのだからと、
この日も鶴岡先生を含め4人が集まった。

私は午前中、取材が入ってしまったので午後からそではくへ。
稲刈りの合間を縫って立ち寄ってくれたT田さんが、
足場の構造について鶴岡先生から熱心にレクチャーを受けるさまを見て、
ああ今日、休みにしなくて良かった、と安堵する。
足場延期.jpg

模型で確認.jpg

さも私ひとりが暴走して、活動を強引にメンバーに強要している?
そんな立ち位置、仕事でもないのに楽しくもなんともないし、
私だって人間だから、やっぱり自分を正当化したいのだよ明智君。

私の模型製作はひとえに道具一式を持参しているYさん頼みだが、
この日はハンダ付けでもって掘り鉄管のウワガマやサキワを接着。
太いとこ.jpg

ウワガマはんだ.jpg

サキワは薄い銅板を丸めて作ろうと試みたが、
ななめのスカート状に裾をやや広げるのが何とも難しい。
さきわ.jpg

聞けば、鶴岡先生ですら、もとの鉄管より少し太いパイプを輪切りにしただけ、
と言われて「私もその方向で…」と思ったんだけど、
なんとかYさんのハンダテクでうまいこと接着することができた。
サキワ溶接.jpg

ハンダをつける面は、必ずヤスリをかけるのがコツ。
つるつるの面だと、接着しずらいので傷をつけておく。
面取り、ヤスリがけ。これが模型製作の結構な重要ポイント。

で、模型は早めに片付けて、みんなで「水のふるさと」へ。
丸太仕分け.jpg

更地になっている現場で、どの丸太をどこに使うか、印付け。
広げた.jpg

なるべく真っすぐで太いのを主柱や前柱に、
細いものを筋交いに…と仕分けていくが、
丸太のもともとのひび割れまでよくチェックして、
あまり深く割れていないものをチョイス。
マジックで.jpg

それにしても、全てがやたら立派なヒノキ材。
どれを主柱にしても大丈夫なほどだ。

来週こそは、ぜひこの丸太を組めるところまで組みたい。
天気予報は今のところ大丈夫。土日の取材も入らなそうだ。
ガンバレ、上総掘り技術伝承研究会!!!(←久々だなこれも。)
posted by 絵と文屋 at 07:56| Comment(0) | 模型製作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする