2018年02月14日

仕事納め2017

2月14日(水)天気はれ

ここ数か月ずっと、姉と2人で頭を抱えていた、
実家で独居老人する父の認知症→特養入所問題がある程度落ち着いて、
ホッとして力が抜けまくっている聖ヴァレンタインデー。
「感染症がまんえんしている時節柄、手作りってどうなの」という、
ネットでもれ聞いた情報に便乗するわけじゃないんだけど、
ほぼ毎年いちおー手作りしているチョコレート関連、今年はサボりました(汗)。
例によって、材料をちょっと足すだけの手作りキットは買ってあったのに。
結局、勤務先でお世話になってる人へのお歳暮的義理チョコは市販のを買ってしまった。
お昼休みの女子休憩室でのチョコ交換も、誰ともなくフェイドアウト。
みんな忙しーのさ!!!
ま、長い人生、こんな2月14日が時にはあってもいいっしょ(笑)。
来年はちゃんと気の利いたのを作ろうっと(爆)。

さて、活動報告は2017年の仕事納め・竹ヒゴ製作でやんす。
東京の大学からの見学者もありましたっけか。


●12月9日(土)
この日は午前中に取材が入っていて、
午後だけとか半日のためだけに袖ケ浦まで行くのもしんどかったのだが、
「ちば文化遺産」の申し込み書記入を鶴岡先生と確認しながら仕上げたかったので、
竹ヒゴ製作の昼休みをめざして愛車ヨーゼフを走らせた。
さざんかmini.jpg

手書きの書類の記入自体は、30分とかからずに済んだ。
限られた記入欄に、上総掘りの概要をまとめるのは結構難しいけど。
私は毎日、県庁の目の前に通勤しているので、
提出するのは非常に楽チンである。

そのあとはメンバーの竹ヒゴ製作に加わる。
みんなでmini.jpg

幅定規mini.jpg

切り出してきてからが本番。
柔らかいうちに、急いで削ってしまわねば。
ナタでmini.jpg

ラバ軍mini.jpg

今年は竹ヒゴ製作初体験のメンバーが多いので、
古参の私どもが頑張らねばならないんだけども、
いかんせん土日のどちらかに取材を入れられてしまうため、
私の出席率はここんとこ非常に微々たる割合になっている。
センでmini.jpg

午後はそではくエントランスの陽が杉の木で陰ってしまい、
冬場の竹ヒゴ製作はなかなか寒々しい。
道具たちmini.jpg

厚さ定規mini.jpg

と、通りかかった方から声をかけられた。
東京から、上総掘りを見学に来たという。
偶然、活動している日でラッキーですな!といっても、
今は足場を動かして見せることもできないけれど…。
なので、とりあえず館内の常設展示を見てもらうことに。

いただいた名刺には「大東文化大学文学部教育学科 尾花清」。
東京の大学の先生が、教職についている教え子2人を連れての来訪だった。

館内見学のあと、屋外常設展示の足場やぐらへ。
鶴岡先生と一緒に案内する。
足場を見学mini.jpg

せっかく東京から来たのだからと、足場板やヒゴグルマに乗ってもらう。
足場あがってみたmini.jpg

ヒゴグルマのってみたmini.jpg

よくよく話を聞くと、尾花教授のお祖父さんやお父さんが、
上総掘りに仕事として携わっていたことがあるんだそうだ。
そのルーツを訪ねて、とにかくどんなものかを知りたかったという。
技術としての上総掘りにも興味があるとのこと、
ぜひまた遊びに来てほしいと、集合写真をパシャリ。
集合写真mini.jpg

すっかり陽が短くなり、竹ヒゴをプレハブ倉庫に収納し、片付けて解散。
竹ヒゴしまっとくmini.jpg

竹ヒゴ収納.jpg

年末は、メンバーもそれぞれ多忙につき、
なんと師走の第2週にして、この日が2017年の仕事納めとなってしまった。
報酬が発生する「仕事」ではないし、みんな自分の「生活」があるから、
どうしても井戸掘りが後回しになってしまう間に、
削り終えていない竹ヒゴが硬くなっていくのが忍びない。
それでもなお、無理せずできることをやっていくしかないのだよ。
夕空mini.jpg
posted by 絵と文屋 at 16:49| Comment(0) | 竹取り・竹ヒゴ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月11日

錦秋の竹はこび

2月11日(日)

ようやく活動報告は昨年の師走ぶんに突入。
2017年は怒濤に怒濤を重ねたため(特に上半期)、
ゆっくり振り返るヒマもなかった(むしろ振り返りたくもない)。
でも、上総掘り活動だけは振り返っておかねばならないので、
今さらですが竹にまつわるエトセトラ、いってみよう!


●12月2日(土)竹の運搬
そんなわけで前回切り出して割ってあった竹を、そではくまで運ぶの巻。
杉と竹mini.jpg

袖ケ浦市高谷の某所。好きなだけ切ってっていいと言ってもらった私有地。
8つ割りにしといた竹を、丸めて軽トラに積む。
割って置いといたmini.jpg

時節柄、神社の「茅の輪くぐり」の準備をする氏子さんたち、に見えるけどそうじゃない(笑)。
茅の輪くぐりじゃないよmini.jpg

竹は内側になら、折れずにしなやかに曲がってくれるので、
7mの長さでも丸めてしまえば運びやすい。
丸めますmini.jpg

でも、ビヨーン!と跳ねて顔にでも当たったら大怪我なので、慎重に。
みんなでmini.jpg

縄でくくって、束にできたら斜面を降りて、道路まで運んでおく。
運びますmini.jpg

この日は、袖ケ浦市の軽トラを博物館Mさんが運転してくれた。
荷台に、丸めた竹を満載にする。
荷台に満載mini.jpg

竹という素材そのものが和の象徴であり、お正月っぽさ全開だ。
以前、上総掘りの仕組みをフランス人に説明したら、
「なぜ“木”が曲がって折れないの?!」と本気で驚いていた。
ヒゴグルマに巻きつける竹ヒゴのことだ。
竹を使う文化がない国の皆さんにはショッキングらしい。
もちろん、竹も皮側に曲げれば簡単に折れてしまうけども。
内側になら曲がるmini.jpg

さて、ようやく博物館まで到着して、プレハブ倉庫前に竹を下ろす。
短時間なのに、すでに竹は曲がったまま癖がついてしまっている。
この癖が、ヒゴに削り出す時、結構な負担となる。
カーブを抑えながら削るのはすんごく大変なのだ。
可能な限り、まっすぐなまま、平らな竹を削りたい。
すでに曲がった癖がmini.jpg

で、プレハブ倉庫に格納してあった古い竹ヒゴを出してきて、
足場やぐら前の水たまりに浸けておく。
先端部分をワリツギ用に加工するのに、乾ききっているとうまく削れないもんで。
あと竹ヒゴ浸けとくmini.jpg

1週間くらい浸けておくだけで、水分を含むとかなり柔らかくなってくれる。
柔らかくなるまでmini.jpg

「水のふるさと」は、深まる錦秋と青空が美しい。
錦秋の足場mini.jpg

やっと足場やぐらが完成したと思ったら、
そう簡単に掘削し始められないのがじれったい。
この秋は、変な時期に大きな台風で潮風が内陸まで飛んできて、
紅葉が中途半端なまま枯葉となってしまった紅葉の名所も多かった。
落ち葉mini.jpg

少し色褪せてしまってはいても、木々は色づいて季節を染めてった。
塩害?mini.jpg

切り出したからには、急いで竹ヒゴを削らねば。
時間が経つと、硬くなって削りにくくなる。
柔らかいうちに、人力でコツコツ、上総掘り・冬の風物詩に突入よ。
posted by 絵と文屋 at 00:12| Comment(0) | 竹取り・竹ヒゴ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月09日

竹取り2017冬〜シャンシャンに捧ぐ(笑)

2月9日(金)天気晴れ

シャンシャン、無敵。
なんであんなに可愛いのか。
オムツをしてる人間の赤ちゃんと同じ体型、というのが、
どうやら誰が見ても無条件で目尻が下がってしまう要因らしい。
母パンダがよく舐めるせいで、唾液で白い毛がピンク色になってるあたり、
もうホントに全世界から愛されてる生き物なのね、シャンシャン。
スマホで「今日のシャンシャン」動画を見るのが楽しくて仕方ない。
ネット上でも「パンダ史上最高のヒザカックン」が話題になってるし、
いっそ日本中、世界中でこの大熊猫を大量に飼育して、
里山の荒廃した竹林問題を解決することはできないのかしら。
増えすぎた竹を、あやつらにバリバリ食べ尽くしてもらえばいいのに。
それを眺めるだけできっと世界は平和になるという一石二鳥。
切り口mini.jpg

とはいえ、そんな理想論はなかなか現実にならないので、
上総掘り技術伝承研究会は今冬も竹取りしたという活動報告でござんす。

●11月25日(土)
留守につき写真は少ないが、ようやく念願の竹取り敢行。
袖ケ浦市高谷の竹林で、とりあえず切り出しておいて、
後日、軽トラが手配でき次第、そではくに運ぶという段取り。
竹と杉とmini.jpg

なるべく太く、上の方までまっすぐで、節と節の間が広く、
筍から2〜3年経っている孟宗竹を厳選して根元を切り、
下から7mを竹ヒゴとして使う。
切り出したmini.jpg

木槌とナタで割れ目を入れ、バールなどで縦8つ割りにしていく。
竹の「性」が良ければいいが、無駄なく真っすぐ割るのは難しい。
ナタで割るmini.jpg

曲がってしまって、幅2cmを切ってしまうとヒゴには使えない。
バールに差し込むmini.jpg

竹取りの作業自体はそれほど大変ではないのだが、
現在、会のメンバーには荷台があるような自家用車を所有する人がいない。
市の車を借りるには事前に予約し、市の職員しか運転できないため、
竹の運搬の手配が厳しいので、おいそれと気軽にできないのだ。
割って置いといたmini.jpg

結局、久留里のTさんが、お父さんの軽トラを借りてきて下さって、
今回は後日、無事にそではくまで運ぶことができたのだが、
そうなるとやっぱり竹を積めるような車を常備しておきたくなる。

ちなみに以前は、そではくに職員がもっと大勢いて、
市の車で竹を運ぶくらい簡単にやってもらえたが、
時代の流れで今、それは叶わない。
かつてメンバーだった、千葉のTさん所有のダイハツ車が懐かしい。
最近は、釣り具ブランド「ツララ」さんとコラボして、こんなおサレなモデルも。
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屋根がない荷台、竹取りには欠かせない。
背が高いものを積めるって、結構重要なのだ。
一度は自分も買い換えのタイミングで、
こーゆー車を選ぼうと検討したこともあったけど、
基本は独りで乗るだけだし、燃費や維持費、購入費を考えたら、
結局は超無難で地味な素ミラに24年間、乗り続けてしまった。
(と言っても、真ん中と右下のたった2台だけなのだが。)
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本当はFIAT500とかアバルトとか小さくて可愛い車に乗りたいが、
お財布の具合と、普段の活動を思うと当分、縁が無さそうだ。

まぁ状況なんて、明日いきなり変わったりするし、
それが今日これから、午後から、夕方から、夜から変わることもある。
少なくとも今までの人生、そうだったから、
悲観せず、楽観しぃしぃやっていくべさ。






posted by 絵と文屋 at 11:34| Comment(0) | 竹取り・竹ヒゴ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする